プログラミングを始めてみたいけど、英語やタイピングが苦手だから躊躇しちゃう…
実はプログラミング=英語やタイピングではないんです!
- プログラミングは英語やタイピングができなくてもいい?
- プログラミング教育で使われるScratch
- Scratchで作れるもの:マインクラフトやマリオ、太鼓の達人まで!?
- 大人こそScratchでプログラミングを勉強しよう!
この記事を読み終わるとこれまでのプログラミングへの常識が塗り替えられるはずです!
おすすめなプログラミング言語は↓から
プログラミングは英語やタイピングができなくてもいい?
プログラミングのイメージといえば…?
プログラミングのイメージといえば皆さんはなにを思い浮かべますか?
皆さんいろいろあるかと思いますが、私は英語や高速タイピング、ハッカーといったイメージが強いです。
確かに、10年20年以上前ならばそんなイメージでも間違いではなかったかと思います。
しかし時代は令和。賢い人たちの手によってそんな常識を打ち破るプログラミング言語ができたのです。
↑プログラミングのイメージ
MITが開発!?Scratchとは
Scratchはあのアメリカの名門マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したプログラミング言語です。
Scratchのプログラミングは動きや見た目などの「ブロック」を組み合わせて作ります。
なのでプログラミングの初心者が構文の使い方を覚えることなくプログラム・実行できます。
「プログラミングは難しい文法を覚えないといけない」「手を出すのを躊躇する…」
Scratchならそんな心配はいらないのです!
Scratch
左の「ブロック」を画面中央にドラッグアンドドロップして組み合わせることで右側の猫を動かしたりすることが出来ます。
ブロックの数もたくさんあり、If文も作ることができます。
↓の画像の例で言うと「もしスペースキーが押されたら10歩動かす」のようにブロックの組み合わせ次第でどんなものでも作れます。
If文ってなんですか?
If文に関する記事はこちらからどうぞ!
プログラミング教育で使われるScratch
必修化されたプログラミング
今後の情報化社会に対応していくために2020年に改訂された学習指導要領により小学校でプログラミング教育が必修化されました。
文科省が2020年に発表した小学校プログラミング教育の手引きではプログラミング教育について次のように述べています。
コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを
知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作し
ます。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えること
が「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分
が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端
をうかがい知ることができるので、コンピュータが「魔法の箱」ではなくな
り、より主体的に活用することにつながります。(略)
コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付けるこ
https://www.mext.go.jp/content/20200218-mxt_jogai02-100003171_002.pdf
とは、あらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるこ
れからの社会を生きていく子供たちにとって、将来どのような職業に就くと
しても、極めて重要なこととなっています。
2022年より高校でも情報が必修となり、学生はある程度のIT知識を学習することになります。
一億総IT社会の到来というわけですね!
Scratchが使われるワケ
Scratchは視覚的にわかりやすい操作感なので小さい子供でも楽しむことができます。
それに加えて「変数」や「オブジェクト」などの本格的なプログラミングの機能が搭載されていることからScratchが選ばれているのだと思います。
変数やオブジェクトってなんですか?
それらに関する記事はこちらからどうぞ!
Scratchで作れるもの:マインクラフトやマリオ、太鼓の達人まで!?
前述のとおりScratchには本格的な機能があることからScratchではそれこそ本物のゲームを作ることができます。
作れるもの① マリオ
初代スーパーマリオブラザーズがScratchで作れます。
https://scratch.mit.edu/projects/185346/
2008年の作品です。
挙動が本家とは違うところもありますが概ね本家通りです。
これを利用すればマリオで自分オリジナルのコースを作ることもできるという事ですね!
作れるもの② マインクラフト
マインクラフトといえば世界で一番売れたゲームとしてギネス世界記録に認定されるほど大ヒットのゲームですが、それもScratchで作ることが出来ます。
https://scratch.mit.edu/projects/178185949/
3Dではなく2Dでどちらかといえば「テラリア」ですが、グラフィックはそのままマインクラフトですね。(許可を取っているとは思えませんが)
正直私もこれをプレイしたとき軽く感動を覚えました。
私はScratchに明るくないのでここまでの物は勉強しないと作れないと思いますがScratchに秘められたポテンシャルがよくわかると思います。
作れるもの③ 太鼓の達人
太鼓の達人といえばゲームセンターでおなじみの「音ゲー」ですがそんな太鼓の達人も作ることができちゃいます。
https://scratch.mit.edu/projects/418778259/
信じられないですよね?本家をしているのかと錯覚するくらいきちんと作られていてすごいです。
当方、太鼓の達人は小学生ぶりだったのですが太鼓の達人はあまり上手でないという事がわかりました。
(おそらくたぶん著作権バリバリアウトなのでプレイは自己責任でお願いしますね)
大人こそScratchを勉強しよう!
ここまでご覧になられて、Scratchの可能性についてわかっていただけたかと思います。
Progifyの読者は恐らくプログラミングの初心者or未経験者の方が多数だと思います。
Progifyとしては、初心者・未経験者こそプログラミングをScratchで勉強しましょうという事です。
プログラミングの挫折率は9割を超えるといわれていますが、その原因の多くに成果が見えづらいことにあるとProgifyは考えます。
ScratchならばわかりやすいキャラクターとGUIで「考える」→「作る」→「実行」→「成果・次へ」と楽しくプログラミングを学ぶことができるというわけですね。
「考える」→「作る」→「実行」→「成果・次へ」このような考え方の事を「PDCAサイクル」といいます!
プログラミングを学ぶなら
プログラミングを本気で学びたい人は↓の記事がおすすめです
まとめ
今回は子供から大人まですべてのプログラミング初心者・未経験者におすすめするScratchについて解説しました。
プログラミングを始めよう・子供に始めさせようと思っている人は是非Scratchで遊んでみてください。